GMUのふるさとナビ4 三沢・どんからキャンペーン


 『どんから』という言葉からどんな料理を想像しますか? これは、三沢市を代表する冬の味覚「ほっき丼(どん)」と「三沢基地空自空(から)上げ」のこと。今回は海鮮、肉系なんでも来いのGMU堀川あい、奥崎このはが、その魅力をお伝えします。

 どんからキャンペーン参加店の中から2人が選んだのは、三沢基地正面ゲート近くの「青森割烹 久庵(きゅうあん)」さんです。ほっき丼は、生と炙(あぶ)りのホッキガイがのっていて「冬しか食べられない生のホッキは格別」(堀川)、「炙ってピンク色になったホッキは、うま味が凝縮された感じ」(奥崎)。だし汁でお茶漬け風にすると味変も楽しめます。地元産ナガイモを使った餡(あん)掛けの空上げは、滑らかな舌触りと鶏肉のおいしさがコラボした独特な味わいでした。

 海・空の名物コラボで飲食券などが当たるキャンペーンの実施期間は3月まで。ほっき丼も空上げも、お店によって個性があるそうなので、食べ歩きしたくなっちゃいます。

 食リポの合間には、三沢市寺山修司記念館を訪ねてみました。映画や演劇などの分野で「鬼才」と呼ばれるほど活躍した寺山さんの展示は不思議な世界観に満ちていて、楽しそうなお土産もいっぱいでしたよ。

 【小桧山吉紀市長から】

 三沢市の優れた農畜水産物の素晴らしさもさることながら、素材のうまさを生かしつつ、さまざまな調理方法で提供される冬限定の「ほっき丼」、さらに「三沢基地空自空上げ」「パイカ料理」「寺山食堂」などのご当地グルメは必食です。異国情緒あふれる街並みや、冬の小川原湖でのアクティビティーなどもお薦め。三沢市へ、ぜひお越しください。

 ▼問い合わせ 市観光物産課(TEL:0176-53-5111)

 ■三沢ブランド特産品コーナー 三沢基地正面ゲート近くにある商業施設スカイプラザミサワ1階に昨秋、三沢ブランド特産品コーナーがオープンした。航空自衛隊のF35A戦闘機がパッケージにデザインされた「三沢基地カレー」、地元産ゴボウやリンゴを原料に加えたクラフトコーラ「酵素COLA」など、市が認定した三沢ブランド商品がいっぱい。同フロアの輸入食品やミリタリーコーナーと一緒に、お土産選びを楽しめる。問い合わせは市観光協会(TEL:0176-59-2311)へ。

ほっき丼と空自空上げの組み合わせに笑みがこぼれるGMU奥崎(左)と堀川=青森割烹「久庵」

寺山修司記念館で楽しげなお土産を発見

小桧山吉紀市長

アメリカンな雰囲気いっぱいです

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