青森市浪岡地区でハロウィーン仮装パレード

個性豊かなコスチュームに身を包み、浪岡地区中心部を練り歩く参加者

 青森市浪岡地区の「浪岡盛り上げ隊」と浪岡商協、市浪岡商工会青年部は1日、同地区でハロウィーンパレード「なみおか百鬼夜行(ひゃっきやこう)」を行った。老若男女約260人が個性あふれるコスチュームに身を包み、地区中心部を練り歩いた。

 パレードは女性の姿をした妖怪「河女(かわおなご)」の伝説がある同地区にちなみ、親子で楽しめるイベントとしてハロウィーンシーズンに合わせ、昨年から行っている。

 参加者が地区内の店舗でお菓子をもらった後、青森みちのく銀行浪岡中央支店前からパレードがスタート。お面をかぶったり、顔にペイントしたりして、妖怪や幽霊、ゾンビなどに扮(ふん)した参加者が市浪岡交流センター「あぴねす」までの約750メートルを楽しげな様子で歩いた。

 途中、田原小児科医院前など2カ所でお菓子が配られ、子どもたちがハロウィーンの「トリック・オア・トリート」の合言葉の代わりに、津軽弁で「お菓子けじゃー」と呼びかけた。

 親子3人で参加し、「イタリアンブレインロット」のキャラクター「トゥントゥントゥンサフール」に扮した安藤楓さん=浪岡北小1年=は「ちょっと恥ずかしいけど、お菓子をもらってうれしかった」、妹の椛(もみじ)ちゃん(3)は座敷わらし姿で「いい気分」とにっこり笑った。

 パレードの後はあぴねすで「百鬼集会」も開催し、抽選会などで盛り上がった。

田原小児科医院前でお菓子を受け取る参加者

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