
「世界に民謡を発信する」をコンセプトに活動する6人組和バンド「鬼オニギリズ」が28日、青森市安方のライブカフェバー「アトム」で県内初ライブを行う。青森県出身者2人が在籍する同バンドは三味線やフルート、バイオリン、タップダンスなどを融合させた独自のスタイルで「令和版」の民謡を展開、伝統文化の魅力を伝えている。
「鬼オニギリズ」は2023年に結成し都内を中心に活動。リーダー千葉楽斗(26)=三味線=の「廃れていく民謡をどうにかしたい」との熱意に応えてメンバーが集まった。これまでの民謡にはない楽器を取り入れ、ピアノの入江誠志郎が作曲・編曲を担当。現代でも受け入れられやすいサウンド作りにこだわる。
メンバーでむつ出身の中村桜子(31)=ボーカル&タップダンス=と五所川原出身の伊藤眞子(31)=フルート=は青森明の星高音楽科の先輩と後輩という間柄で、ともに音楽大卒。千葉も青森市で今年開かれた「津軽三味線日本一決定戦」で日本一となるなど“本格派”がそろう。
東奥日報の取材に応じた中村は「民謡の歌詞にはその土地の人の心、願いが入っていて面白い」と魅力を語る。ライブでは津軽と南部の民謡2曲をアレンジして演奏予定で、伊藤は「青森が大好きで地域に貢献したいとずっと思っていた。今回演奏する曲は本当にかっこよくて、自分も聴いたときに感動した」と熱く話す。
ライブの前にはつがる市の森田小、中学生に向けた芸術鑑賞教室も行う。民謡を子どもたちに届けられる機会に千葉は「次世代の人に興味を持ってもらうことは重要。バンドを通して民謡という音楽を楽しんでもらいたい」と話した。
ライブは午後7時開演。料金は一般2500円、学生千円、6歳以下は無料。予約はhttps://tiget.net/events/420215へ。
「鬼オニギリズ」は2023年に結成し都内を中心に活動。リーダー千葉楽斗(26)=三味線=の「廃れていく民謡をどうにかしたい」との熱意に応えてメンバーが集まった。これまでの民謡にはない楽器を取り入れ、ピアノの入江誠志郎が作曲・編曲を担当。現代でも受け入れられやすいサウンド作りにこだわる。
メンバーでむつ出身の中村桜子(31)=ボーカル&タップダンス=と五所川原出身の伊藤眞子(31)=フルート=は青森明の星高音楽科の先輩と後輩という間柄で、ともに音楽大卒。千葉も青森市で今年開かれた「津軽三味線日本一決定戦」で日本一となるなど“本格派”がそろう。
東奥日報の取材に応じた中村は「民謡の歌詞にはその土地の人の心、願いが入っていて面白い」と魅力を語る。ライブでは津軽と南部の民謡2曲をアレンジして演奏予定で、伊藤は「青森が大好きで地域に貢献したいとずっと思っていた。今回演奏する曲は本当にかっこよくて、自分も聴いたときに感動した」と熱く話す。
ライブの前にはつがる市の森田小、中学生に向けた芸術鑑賞教室も行う。民謡を子どもたちに届けられる機会に千葉は「次世代の人に興味を持ってもらうことは重要。バンドを通して民謡という音楽を楽しんでもらいたい」と話した。
ライブは午後7時開演。料金は一般2500円、学生千円、6歳以下は無料。予約はhttps://tiget.net/events/420215へ。