秋晴れの鶴田町。生産量日本一を誇るスチューベンの収穫時期を目掛けて、道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」に近い芽実(めぐみ)農園へ。県外から7年前に移住し、地域おこし協力隊員を経て就農した山田俊さん(39)園実さん(36)夫妻の園地です。
「表面にブルームって白っぽい果粉があるのが熟している印。今年はしっかり寒暖差もあって、色味も上々。濃い黒ブドウに仕上がりました」。俊さんが手をかざす先には、除草剤を使わずに手間暇かけて育てたという実が連なり、日差しに輝いている。
木陰では2歳の長男・岳くんが、取れたての実を頬張っている。一粒サイズのブドウジュースよろしく、皮の中身を吸い込んだら種ごと飲み込むスタイルは、道の駅で見た「美味しい食べ方」そのもの。「教えてはないんですけど、本当に良く食べるんです」。園実さんがほほ笑む。
昨年からは高齢化などで栽培が難しくなった近隣の園地を引き継ぎ、作付けを80アールに拡大。「これから子育てがもう少し落ち着いてきたら、観光農園の活動にさらに力を入れて盛り上げていきたい」「ブドウの知識をつけて、もっと栽培を深めたい」
町全体で日本一継承へ。山田さん夫妻の挑戦も続いていく。
■芽実農園への収穫・草木染め体験の予約・問い合わせは電話090-7023-9028
【相川正光町長から】雪害乗り越え 自慢のブドウ
鶴田町は作付面積・生産量ともに日本一の「スチューベンぶどう」をはじめ、リンゴやコメなどさまざまな名産品があります。
中でもスチューベンは糖度が高く、酸味も少ないのでお子さまにも愛される鶴田町自慢のブドウです。12月から2月頃まで「冬ぶどう」としてもご賞味いただけます。
今年は昨年末から今年初めの雪害や高温や豪雨などで生育が心配されましたが、無事収穫を迎えることができました。生産者の思いと愛情が詰まった鶴田町のスチューベンをぜひご賞味ください。
【さらにチェック】スチューベンぶどう祭りや観光農園
10月11、12日は道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」で毎年人気の「スチューベンぶどう祭り」が開催される。家庭用の特価販売や数量限定の生絞りジュース提供、重量当てクイズなどが行われる。問い合わせは鶴の里あるじゃ(電話0173-22-5656)へ。
収穫体験や草木染め体験ができる観光ぶどう園は、芽実農園を含め6カ所で開園している。今年は10月13日ごろまでの予定。問い合わせは道の駅敷地内の観光案内所(電話0173-26-5563)へ。
「表面にブルームって白っぽい果粉があるのが熟している印。今年はしっかり寒暖差もあって、色味も上々。濃い黒ブドウに仕上がりました」。俊さんが手をかざす先には、除草剤を使わずに手間暇かけて育てたという実が連なり、日差しに輝いている。
木陰では2歳の長男・岳くんが、取れたての実を頬張っている。一粒サイズのブドウジュースよろしく、皮の中身を吸い込んだら種ごと飲み込むスタイルは、道の駅で見た「美味しい食べ方」そのもの。「教えてはないんですけど、本当に良く食べるんです」。園実さんがほほ笑む。
昨年からは高齢化などで栽培が難しくなった近隣の園地を引き継ぎ、作付けを80アールに拡大。「これから子育てがもう少し落ち着いてきたら、観光農園の活動にさらに力を入れて盛り上げていきたい」「ブドウの知識をつけて、もっと栽培を深めたい」
町全体で日本一継承へ。山田さん夫妻の挑戦も続いていく。
■芽実農園への収穫・草木染め体験の予約・問い合わせは電話090-7023-9028
【相川正光町長から】雪害乗り越え 自慢のブドウ
鶴田町は作付面積・生産量ともに日本一の「スチューベンぶどう」をはじめ、リンゴやコメなどさまざまな名産品があります。
中でもスチューベンは糖度が高く、酸味も少ないのでお子さまにも愛される鶴田町自慢のブドウです。12月から2月頃まで「冬ぶどう」としてもご賞味いただけます。
今年は昨年末から今年初めの雪害や高温や豪雨などで生育が心配されましたが、無事収穫を迎えることができました。生産者の思いと愛情が詰まった鶴田町のスチューベンをぜひご賞味ください。
【さらにチェック】スチューベンぶどう祭りや観光農園
10月11、12日は道の駅つるた「鶴の里あるじゃ」で毎年人気の「スチューベンぶどう祭り」が開催される。家庭用の特価販売や数量限定の生絞りジュース提供、重量当てクイズなどが行われる。問い合わせは鶴の里あるじゃ(電話0173-22-5656)へ。
収穫体験や草木染め体験ができる観光ぶどう園は、芽実農園を含め6カ所で開園している。今年は10月13日ごろまでの予定。問い合わせは道の駅敷地内の観光案内所(電話0173-26-5563)へ。



