
青森県鶴田町で、田んぼや湖面に山や花々が逆さに映り込む、この時期ならではの風景が目を引いている。町民は青空との共演を、存分に楽しんでいる。
役場から西に約2キロ離れた尾原地区では13日、田んぼに張った水が鏡代わりとなり、雄大な岩木山が山裾までくっきりと映り込んだ「逆さ岩木山」が出現。無風が見られる条件で、代かきが終わり田植えが始まるまでのわずかな期間、限定で登場する。本物の岩木山と併せた上下対称の光景を「ダブル岩木山」と呼ぶ人もいるという。
廻堰(まわりぜき)大溜池(津軽富士見湖)では同日、小さな白い花に覆われた「花の島」が現れ、見ごろを迎えた。花の島をつくっているのは、バラ科リンゴ属のズミ(ミツバカイドウ)の木。鶴の舞橋観光ガイドの竹浪正顕会長(77)によると、田植えを前に湖の水位が上がるこの時期は、ズミの木の上側が水上に残り島のように見える。
竹浪会長の案内で高さ8メートルほどの島に船で近づくと、白い花が枝いっぱいに生い茂っている様子が見られた。
竹浪会長は「今の時期にしか見られない景色を楽しんでほしい」と話した。
役場から西に約2キロ離れた尾原地区では13日、田んぼに張った水が鏡代わりとなり、雄大な岩木山が山裾までくっきりと映り込んだ「逆さ岩木山」が出現。無風が見られる条件で、代かきが終わり田植えが始まるまでのわずかな期間、限定で登場する。本物の岩木山と併せた上下対称の光景を「ダブル岩木山」と呼ぶ人もいるという。
廻堰(まわりぜき)大溜池(津軽富士見湖)では同日、小さな白い花に覆われた「花の島」が現れ、見ごろを迎えた。花の島をつくっているのは、バラ科リンゴ属のズミ(ミツバカイドウ)の木。鶴の舞橋観光ガイドの竹浪正顕会長(77)によると、田植えを前に湖の水位が上がるこの時期は、ズミの木の上側が水上に残り島のように見える。
竹浪会長の案内で高さ8メートルほどの島に船で近づくと、白い花が枝いっぱいに生い茂っている様子が見られた。
竹浪会長は「今の時期にしか見られない景色を楽しんでほしい」と話した。
