北五の魅力、バスで巡ろう 30日から日帰りツアー/クランピオニー

バスツアーなどのチラシを手に「北五地域へ観光客を呼び込みたい」と話す渡邊さん

 津軽14市町村でつくる観光法人「クランピオニー津軽」は9月30日から10月7日の8日間、北五地域の人気観光地を巡る日帰りバスツアーを開催する。二次交通が不足する同地域に観光客を呼び込むのが狙いだ。

 ツアーは弘前駅など中南地域の3カ所から乗車。リンゴ収穫体験(板柳町)のほか、鶴の舞橋(鶴田町)、髙山稲荷神社(つがる市)、斜陽館(五所川原市)など7カ所を巡り新青森駅か弘前駅で下車する。税込み8千円。JR東日本の50歳以上向け5日間周遊切符「大人の休日倶楽部パス」の利用期間(9月26日~10月8日)に合わせた。

 北五地域は鉄道や路線バスの本数が少なく、点在する魅力スポットを効率よく巡るにはレンタカーかタクシーの利用が必要だった。ツアー参加者募集は8月下旬に開始し、既に10人以上が申し込んだ日もあるという。同法人の渡邊幹人さんは「弘前周辺に来た観光客を北五地域へ呼び込み、魅力を体感してもらいたい。ツアー内容も年々磨き上げていく」と話した。

 予約は同法人のウェブサイト「タイムトリップツガル」から。同法人では今秋、「ツガルツナガル 津軽の食と体験めぐり」と題した企画も行っている。

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