スチューベンたわわ 園児らが収穫体験/鶴田・観光農園

たわわに実ったスチューベンの収穫を楽しむ園児たち=18日午後、鶴田町境

 ブドウ作りが盛んな青森県鶴田町で、生産量日本一のスチューベンが収穫期を迎えている。18日は同町境の成田義弘さん(72)の畑で、町内の園児たち12人がブドウ狩りを体験した。

 国道339号バイパス沿いにある成田さんの園地では、支柱間に張ったワイヤに、はわせるような形で枝を伸ばす「垣根仕立て」で作られている。観光農園が20日にオープンするのを前に招かれたつるのこ保育園(同町)の子どもたちは、枝からぶら下がったスチューベンを一房ずつ、はさみを使って慎重に収穫した。

 早速味わった京谷優李(ゆうり)ちゃん(5)は「甘くておいしかった」と笑顔で話した。成田さんによると、今年は猛暑や少雨の影響が懸念されたが、粒が肥大する8月に大雨が降り、生育は順調に進んだという。

 町によると、町内では約100ヘクタールの園地でスチューベンが生産されている。町内6カ所にある観光ぶどう園は、9月20日から10月13日まで営業する。

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