流木など漂流物でアート 平舘でイベント

流木や漁具を素材にしたアートと海辺を照らした約千個のキャンドル

 外ケ浜町や青森市、弘前市など津軽地域の有志でつくる任意団体「たいらだてビーチアートプロジェクト」(工藤希里子代表)は23日、外ケ浜町の平舘海水浴場で、流木などの漂流物を生かした参加型アートイベントを開いた。関係者や来場者約50人が約千個のキャンドルに明かりをつけ、淡い光と流木アートが闇に浮かんで幻想的な雰囲気となった。

 同団体は同町の豊かな自然、環境を次世代につなげて地域振興を図ろうと、今年4月に設立。イベントは昨年初開催した「外ケ浜美化☆ピカ委員会」から引き継ぐ形で実施し、2回目。木工や絵画の創作活動をしている弘前市の福島悠起さん(41)を中心に、同町海岸に漂着した流木、漁具を使ってアートのオブジェ制作を進めてきた。

 作品は太古の住居を連想させるものが目立つ。スペイン・バルセロナで建設中のサグラダ・ファミリア教会を模したという高さ3メートル近い個性的な作品もある。

 キャンドルは同町、今別町、青森市の小中学校、こども園の子どもたち計約550人と一般人が空き瓶に自由に絵を描いたもの。夕方に火がともされ、暗くなると海辺の雰囲気は一変。来場者から「きれい」と感嘆の声が漏れた。キャンドル制作に関わった蟹田中学校1年の佐藤大佳(たいが)さんは「どんなライトアップ風景だろうと思って来た。とてもおしゃれな雰囲気」と話した。

 イベントは「みんなで創作するアートイベント~たいらだてビーチアート」の前夜祭として開催。24日は海岸清掃、クラフト体験、棒パン焼き体験などの「海祭り」を行った。

 10月5日は「フィナーレ」として午後1~7時、ベリーダンス、ねぶたばやし演奏などを行う。夜には再びキャンドルをともす。流木アートはこの日まで自由に見学できる。

流木アートに取り付けられたキャンドル

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