
下北地方最大の夏祭り「田名部まつり」が18日、青森県むつ市で開幕した。豪川組(横迎町)、義勇組(小川町)、共進組(柳町)、明盛組(本町・田名部町)、新盛組(新町)が山車(やま)を運行。みやびやかなはやしと勇ましいかけ声がまちに響き、熱気に包まれた。
各組は山車を引いて各町内を回った後、午後2時前までに次々と田名部神社に参社した。優美な笛の調べに高揚感ある太鼓とかねの音が響く中、男衆が豪快に山車を回した。沿道では迫力満点の様子を写真に収めようと、大勢の観客がカメラを向けた。
暑さが和らいだ夜、神社前に並んだ山車5台に明かりがともり、闇に映えて豪華絢爛(けんらん)な装いに。通りを行き交う人々は風情たっぷりの時間を満喫した。
黒石市から訪れた中山奈穂さん(24)は「田名部まつりを生で見るのは初めてで、精巧なつくりの山車が印象に残った。こちらの文化に触れることができて良かった」と話した。
田名部まつりは、江戸時代に下北の総鎮守だった田名部神社の例大祭。山車運行のほか能舞や神楽の奉納などが行われる。最終日の20日夜は神社近くで5台の山車がそろい踏みし、来夏の再会を誓う「五車別れ」で最高潮を迎える。
各組は山車を引いて各町内を回った後、午後2時前までに次々と田名部神社に参社した。優美な笛の調べに高揚感ある太鼓とかねの音が響く中、男衆が豪快に山車を回した。沿道では迫力満点の様子を写真に収めようと、大勢の観客がカメラを向けた。
暑さが和らいだ夜、神社前に並んだ山車5台に明かりがともり、闇に映えて豪華絢爛(けんらん)な装いに。通りを行き交う人々は風情たっぷりの時間を満喫した。
黒石市から訪れた中山奈穂さん(24)は「田名部まつりを生で見るのは初めてで、精巧なつくりの山車が印象に残った。こちらの文化に触れることができて良かった」と話した。
田名部まつりは、江戸時代に下北の総鎮守だった田名部神社の例大祭。山車運行のほか能舞や神楽の奉納などが行われる。最終日の20日夜は神社近くで5台の山車がそろい踏みし、来夏の再会を誓う「五車別れ」で最高潮を迎える。