今別の「いまべつ牛」 「食べにおいでよ!」第19回


 出荷頭数は年間十数頭。その希少性から「幻の牛」とも言われる今別町産の黒毛和牛「いまべつ牛」を求めて、道の駅いまべつ「半島プラザアスクル」へ。本州最北端の新幹線駅「奥津軽いまべつ駅」に隣接する道の駅です。

 「今別で生まれ育った自慢のブランド牛。地元で味わえるのも、購入できるのも、ここ道の駅だけ。イベント以外では、ほぼ地元限定です」。今回案内役と食リポをお願いした「いまべつ牛販売促進連絡協議会」会長の田中哲也さんです。

 ちょうど、人気の「いまべつ牛ステーキ200グラム」が焼きたてで到着。分厚いステーキにナイフを入れるところから動画撮影するともう一見して特別においしいことが分かります(ぜひ動画を見てください!)。

 「ただ軟らかいだけでなく、かめばかむほど肉の味がします」

 2016年の新幹線駅開業を機に、町と畜産農家、農協などが連絡協議会をつくり、取り組んできた「いまべつ牛」ブランド化。15年の販売開始から10年がたち、今や地元のお盆や正月は、いまべつ牛を目当てに集まるお宅も多くなったとか。「ほかの地域ブランド牛より安く提供しているのも皆さんに喜んで食べてほしいから。そんなにもうからなくても、それが一番」

■問い合わせは道の駅いまべつ「半島プラザアスクル」電話0174-31-5200

【阿部義治町長から】注力してきた「ブランド牛」好評
 今別町は、今年で町制施行70周年を迎えました。また、3月には奥津軽いまべつ駅開業10周年を迎えます。町のブランドに育てようと力を注いできた「いまべつ牛」は、畜産農家など関係機関の協力を得ながら、道の駅いまべつ半島プラザアスクルや町内外のイベントで提供し、多くの皆さまからご好評をいただいております。

 10月19日には「いまべつ秋まつり」が開催されます。そこでも、いまべつ牛を存分に味わうことができます。皆さまお誘い合わせの上、ぜひお越しください。

【さらにチェック】恒例「いまべつ秋まつり」10月19日
 いまべつ牛の特売や完全予約制バーベキューなどが楽しめる恒例の「いまべつ秋まつり」は10月19日、いまべつ総合体育館お祭り広場で開催される。午前10時から午後3時まで。

 会場は奥津軽いまべつ駅から徒歩3分。町の名産品販売のほか、荒馬演舞や「ライスボール」「あどばるーん」のライブなどステージイベントも多彩。いまべつ牛バーベキュー(食材・器具付き1区画3千円/数量限定)の予約締め切りは15日。申し込み、問い合わせは、実行委員会(電話0174-35-3005)へ。

地元では道の駅いまべつのレストランでしか食べられない「いまべつ牛のステーキ200g」。ライス、サラダ、スープがついて3700円=9月中旬、今別町

田中哲也会長

阿部義治町長

「第18回いまべつ秋まつり」のポスター

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