
青森県新郷村で名産トウモロコシ「郷(さと)のきみ」の種植えが最盛期を迎えている。生産農家4軒で構成する「郷のきみの会」は今年、これまでで最も広い480アールで栽培を計画。滝沢和雄会長(69)は「最低でも過去最高の7万本以上の収穫を目指す」と話し、会員農家が張り切っている。
同村の高原で栽培する「郷のきみ」は、昼夜の寒暖差で生まれる強い甘みが特徴で、栽培管理にもこだわり、株の一番上の実だけを収穫する。昨年の収穫実績は3軒が取り組み、300アールで3万979本。今年は会員が1軒増え、昨年の2倍以上の収穫量を目標に約10万本分の種をまくという。
種植えは4月下旬に始まり、現在は需要が最も多いお盆前後の収穫分用を作業している。28日は、会員で渉外担当の中平将義さん(42)が同村戸来雨池の畑約30アールで行い、種が入っている水溶性素材でできたひも状のシードテープを浅く埋めていった。
今年は首都圏での販路拡大に向けて、朝採りを新幹線で輸送することを検討しており、中平さんは「新鮮さとおいしさに、こだわっている。食べてくれる人のため、生産に全力を尽くす」と話した。
種植えは7月15日ごろまで続く。収穫は7月下旬から10月20日ごろまでの見込みで、道の駅しんごうのほか、八戸市、十和田市、五戸町の食料品店約10店で販売する。
同村の高原で栽培する「郷のきみ」は、昼夜の寒暖差で生まれる強い甘みが特徴で、栽培管理にもこだわり、株の一番上の実だけを収穫する。昨年の収穫実績は3軒が取り組み、300アールで3万979本。今年は会員が1軒増え、昨年の2倍以上の収穫量を目標に約10万本分の種をまくという。
種植えは4月下旬に始まり、現在は需要が最も多いお盆前後の収穫分用を作業している。28日は、会員で渉外担当の中平将義さん(42)が同村戸来雨池の畑約30アールで行い、種が入っている水溶性素材でできたひも状のシードテープを浅く埋めていった。
今年は首都圏での販路拡大に向けて、朝採りを新幹線で輸送することを検討しており、中平さんは「新鮮さとおいしさに、こだわっている。食べてくれる人のため、生産に全力を尽くす」と話した。
種植えは7月15日ごろまで続く。収穫は7月下旬から10月20日ごろまでの見込みで、道の駅しんごうのほか、八戸市、十和田市、五戸町の食料品店約10店で販売する。