最後の「城・桜・山」人気/弘前公園

本丸の展望デッキから「弘前城天守と桜と岩木山」の景色を楽しむ人たち=24日午後、弘前公園

 弘前さくらまつりが開かれている青森県弘前市の弘前公園で、本丸の展望デッキから一望できる、弘前城天守と桜と岩木山の共演が人気を呼んでいる。デッキが今年秋に解体されるとあって、三者がそろうのは今回で見納め。24日は展望デッキに登る列の待ち時間が30分以上になるなど、多くの花見客がその景色を楽しんだ。

 デッキは、石垣の大改修に伴って天守を現在の位置に移した後の2015年12月に設置された。デッキに登ることで春には天守、桜、岩木山を一緒の写真に収めることができ人気を集めてきたが、天守が来年度元の位置に戻るため、10年の役目を終えることになった。

 23日にはソメイヨシノが満開を迎え、24日の昼ごろには岩木山が山頂までくっきりと見えた。最後となる景色を見ようとデッキ前には長い列ができていた。福岡県から金婚式の記念で訪れた林茂さん(76)は「この春で見納め-と九州のテレビでも放送されていたので、気になって来てみた。本当にきれいで、これが最後だというのは少し惜しい」と話した。

 市によると、ソメイヨシノの満開は25日ごろまで続く見通し。また、24日は西堀の桜のトンネルの満開も発表された。

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