
7月から順次全国公演する劇団わらび座(秋田県仙北市)のミュージカル「真昼の星めぐり」が、9月3、4日に青森市のリンクモア平安閣市民ホールで開かれる。出演する同劇団所属の俳優・赤石美友さん(26)=八戸市出身=が4日、東奥日報社八戸支社を訪れ「観客の皆さんに『自分はありのままでいいんだ』と思ってもらえるよう役を演じていきたい」と意気込みを語った。
作品は、ともに本音を隠しながら生きる幼なじみの高校生2人が「ドラネコ」に出合ったことをきっかけに不思議の国・イーハトーブを旅する物語。イーハトーブには、宮沢賢治の童話にまつわるドングリやカニの親子、クラムボンが住んでおり、それらとの触れ合いの中で「失(な)くしてしまった大切なもの」を捜していくという。俳優が着る衣装や舞台美術は、障害のあるアーティストの優れた才能を発掘し事業化する「ヘラルボニー」(盛岡市)が手がける。
八戸工業大を卒業後、同劇団の門をたたいた赤石さんは、2年間の研究生生活を経て、現在俳優3年目。今作が初の全国ツアー参加となる。配役は現段階で未定-としながらも「今まで経験したことがないコンテンポラリーダンスに挑戦する予定。苦労することもたくさんあると思うが、役者全員で作品をつくり上げたい」と話した。
青森公演は9月3日が午後6時半、4日が午後2時開演。観客はシーンによって色が変わる「光るボール」を持ちながら鑑賞する。4日は「鑑賞マナーゆるめの回」として、未就学児や障害を理由に鑑賞中の休憩が必要な人などの入場を受け入れる。バリアフリー字幕など誰もが楽しめる環境も整備する。チケットは7千円(全席指定)で、5月20日までわらび座公式HPで先行抽選販売している。問い合わせはわらび座(電話0187-44-3332、平日午前10時~午後5時)へ。
作品は、ともに本音を隠しながら生きる幼なじみの高校生2人が「ドラネコ」に出合ったことをきっかけに不思議の国・イーハトーブを旅する物語。イーハトーブには、宮沢賢治の童話にまつわるドングリやカニの親子、クラムボンが住んでおり、それらとの触れ合いの中で「失(な)くしてしまった大切なもの」を捜していくという。俳優が着る衣装や舞台美術は、障害のあるアーティストの優れた才能を発掘し事業化する「ヘラルボニー」(盛岡市)が手がける。
八戸工業大を卒業後、同劇団の門をたたいた赤石さんは、2年間の研究生生活を経て、現在俳優3年目。今作が初の全国ツアー参加となる。配役は現段階で未定-としながらも「今まで経験したことがないコンテンポラリーダンスに挑戦する予定。苦労することもたくさんあると思うが、役者全員で作品をつくり上げたい」と話した。
青森公演は9月3日が午後6時半、4日が午後2時開演。観客はシーンによって色が変わる「光るボール」を持ちながら鑑賞する。4日は「鑑賞マナーゆるめの回」として、未就学児や障害を理由に鑑賞中の休憩が必要な人などの入場を受け入れる。バリアフリー字幕など誰もが楽しめる環境も整備する。チケットは7千円(全席指定)で、5月20日までわらび座公式HPで先行抽選販売している。問い合わせはわらび座(電話0187-44-3332、平日午前10時~午後5時)へ。