小安峡(秋田県湯沢市)

 皆瀬川の急流が長い年月をかけて刻んだ約8キロのV字渓谷は、川底までの高低差が約60メートルある。江戸時代後期の紀行家・菅江真澄も訪れ、落差を「三十尋(ひろ)」(約60メートル)と記している。

 谷底に設けられた遊歩道を進むと、岸壁の隙間や割れ目から、ごう音とともに熱湯や蒸気が噴き出す、迫力満点の大噴湯がある。

 峡谷の上に立ち並ぶ小安峡温泉は江戸初期に開湯したとされる。透明で無味無臭の湯が特徴。飲用としても糖尿や便秘などに効果がある。

湯沢市

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