れんが倉庫美術館で斜里町訪問児童の成果展

草木染の空間展示作品やTシャツなどが並ぶ北のアート探検隊の成果展

 青森県弘前市の小学生10人が8月に北海道斜里町を訪問し、現地の児童と交流した「おいもっこ・りんごっこ北のアート探検隊」の成果展が23日から同市の弘前れんが倉庫美術館市民ギャラリーで開かれている。子どもたちが撮影した写真や、現地で作った草木染の作品、Tシャツなどが並び、子どもたちの視点で斜里町の魅力を感じられる展示になっている。

 北のアート探検隊は、両市町の友好都市交流40周年を記念し、互いの地域のアートの魅力を伝えることを目的に初めて行われた。児童たちは3泊4日の日程で斜里町の歴史や文化を学んだり、染め物などのアート体験をしたりした。

 展示では、交流の拠点のシンボルとしてタープテントをイメージして制作した縦4メートル、横5メートルの大きな草木染の布が目を引く。子どもたちが現地で学んだことをメモした「探検カード」、感想を絵と文章で書いた「探検レポート」なども並ぶ。

 主催する「友好都市等交流事業実行委員会」事務局の成田麗子さん(市観光部文化振興課総括主査)は「子どもたちの視点で見た斜里町や、交流の様子を楽しんでほしい」と話している。

 展示は11月4日まで。29日は休館日。11月には同町の子どもたちが弘前市を訪れる。

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