
初めて見る人にも日本舞踊の魅力を伝えようと、全国4県(青森、岩手、新潟、福岡)で開催されている「日本舞踊キャラバン」(日本舞踊協会主催)の青森公演が11月10日、「SG GROUP ホールはちのへ(八戸市公会堂)」で行われる。一流の邦楽演奏家の生演奏に合わせ、第一線で活躍する踊り手や同協会県支部の8人が出演する。県支部の花柳葉昌栄(はなやぎはしょうえい)支部長(八戸市)は「これだけの方々を八戸で見ることができる機会はめったにない。演目も多彩で見飽きることがないと思う。ぜひ来てほしい」と呼びかけている。
キャラバンはコロナ禍で大きな影響を受けた舞踊界を盛り上げようと始まった。文化庁の文化芸術振興費の補助事業にも採択されている。
県支部会員のうち、羽衣伝説を題材に天女の舞などを舞う長唄「君が代松竹梅」に西川孝暎(こうえい)さん(青森市)、花柳美好(みよし)さん(十和田市)、泉彩菜さん、水木優吉さん、若柳(わかやぎ)貴久永(きくえい)さん、藤間文翔(ふみしょう)さん(以上八戸市)の6人が出演。遊女と豪商の物語を描いた長唄「二人椀久(ににんわんきゅう)」には、中村芝延(しえん)さん(青森市)と葉昌栄さんが出演する。
稽古は花柳寿美藏(すみぞう)さんを都内から講師に招き、8月から月2回ほどのペースで実施。今月8日には八戸市小中野公民館で稽古が行われ、扇の見せ方や動きのスピードなどを念入りに確認した。寿美藏さんは君が代松竹梅の本公演限りの振り付けを考え、自身も常磐津「三ツ面子守・粟餅」の中の、粟餅売りの夫婦を描いた「粟餅」に出演する。
葉昌栄支部長は「当日は中央から先生方が足を運んでくださるので、緊張の舞台となるが、一生懸命努めたい」と意気込みを語った。
入場料は全席自由で一般6千円、25歳以下3千円、高校生以下千円。また、若い人にも日本舞踊に親しんでもらおうと、今回特別に高校生10人以上の団体は無料とした。チケットは「SG GROUP ホールはちのへ」などで取り扱っている。問い合わせは日本舞踊協会(電話03-3533-6455)へ。
キャラバンはコロナ禍で大きな影響を受けた舞踊界を盛り上げようと始まった。文化庁の文化芸術振興費の補助事業にも採択されている。
県支部会員のうち、羽衣伝説を題材に天女の舞などを舞う長唄「君が代松竹梅」に西川孝暎(こうえい)さん(青森市)、花柳美好(みよし)さん(十和田市)、泉彩菜さん、水木優吉さん、若柳(わかやぎ)貴久永(きくえい)さん、藤間文翔(ふみしょう)さん(以上八戸市)の6人が出演。遊女と豪商の物語を描いた長唄「二人椀久(ににんわんきゅう)」には、中村芝延(しえん)さん(青森市)と葉昌栄さんが出演する。
稽古は花柳寿美藏(すみぞう)さんを都内から講師に招き、8月から月2回ほどのペースで実施。今月8日には八戸市小中野公民館で稽古が行われ、扇の見せ方や動きのスピードなどを念入りに確認した。寿美藏さんは君が代松竹梅の本公演限りの振り付けを考え、自身も常磐津「三ツ面子守・粟餅」の中の、粟餅売りの夫婦を描いた「粟餅」に出演する。
葉昌栄支部長は「当日は中央から先生方が足を運んでくださるので、緊張の舞台となるが、一生懸命努めたい」と意気込みを語った。
入場料は全席自由で一般6千円、25歳以下3千円、高校生以下千円。また、若い人にも日本舞踊に親しんでもらおうと、今回特別に高校生10人以上の団体は無料とした。チケットは「SG GROUP ホールはちのへ」などで取り扱っている。問い合わせは日本舞踊協会(電話03-3533-6455)へ。
