雪壁6メートル超、昨年よりやや高め 「八幡平アスピーテライン」除雪進む

ロータリー車などによる除雪が続く八幡平アスピーテライン
 秋田県鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」で、全区間の開通に向け、除雪作業が着々と進んでいる。大型重機で雪を掘り進めることで、道路脇の雪壁は白く高くそびえ立つ「雪の回廊」となりつつある。八幡平の観光シーズン到来を告げる開通は来月15日を予定している。

 冬季閉鎖区間は岩手県側を含め20・4キロ。このうち秋田側の9・8キロを県鹿角地域振興局が除雪している。今季は今月10日から作業を始め、24日までに6・4キロの除雪を終えている。振興局によると大雪となった今冬、雪壁の高さは24日時点で最大6・4メートルと昨年よりもやや高い。悪天候で作業を中止した日はなく、順調に進んでいるという。

 25日に報道陣に公開した現場は八幡平山頂から3・8キロ、標高約1400メートルの地点。ごう音を上げてブルドーザーが押した雪を、ロータリー車が機械音を響かせながら道路脇に飛ばしていった。この日は青空が広がり、岩木山(青森県)や森吉山(北秋田市)も見渡すことができた。

 振興局建設部保全・環境課の加藤徹課長は「目印がない雪原から道路を掘り進められるのは、地元建設業者の熟練の技と、衛星利用測位システム(GPS)を活用した最新技術のおかげ。開通日に迫力ある雪壁を楽しんでもらえるよう、安全に配慮して除雪を進めていきたい」と話した。

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