
青森県弘前市の高岡の森弘前藩歴史館で、秋の企画展「高照神社展」が開かれている。同館に隣接し、弘前藩4代藩主津軽信政をまつる高照神社の絵図や奉納品、信政の遺品など48点を紹介。神社の建立から現在に至るまでの変遷を知ることができる。12月6日まで。
同神社は宝永7(1710)年に亡くなった信政の生前の希望により、正徳元(1711)年から同2(1712)年にかけて建設。津軽家や藩士たちが多くの宝物を納めたことで、津軽の至宝が数多く残された。
同展では神社に奉納された品のほか、信政直筆の祝詞(のりと)「中臣祓(なかとみのはらえ)」と絵画「山鳥図」や、臨終時の様子を書いた弘前藩庁日記、葬列の様子を描いた「信政公葬送図絵巻」など信政の生と死に関するものも多く並ぶ。
また、「高照神社境内図」をはじめとする神社の整備に関する史料では、現在の社殿群との違いを探して楽しむことができる。
同館学芸員の澁谷悠子さんは「歴史館で展示を見て歴史や変遷を学んだ後はぜひ、隣接する高照神社へも足を運んでいただけたら」と話した。一般が300円で、会期中の休館日は10月21日、11月18日。
同神社は宝永7(1710)年に亡くなった信政の生前の希望により、正徳元(1711)年から同2(1712)年にかけて建設。津軽家や藩士たちが多くの宝物を納めたことで、津軽の至宝が数多く残された。
同展では神社に奉納された品のほか、信政直筆の祝詞(のりと)「中臣祓(なかとみのはらえ)」と絵画「山鳥図」や、臨終時の様子を書いた弘前藩庁日記、葬列の様子を描いた「信政公葬送図絵巻」など信政の生と死に関するものも多く並ぶ。
また、「高照神社境内図」をはじめとする神社の整備に関する史料では、現在の社殿群との違いを探して楽しむことができる。
同館学芸員の澁谷悠子さんは「歴史館で展示を見て歴史や変遷を学んだ後はぜひ、隣接する高照神社へも足を運んでいただけたら」と話した。一般が300円で、会期中の休館日は10月21日、11月18日。