はるか夢球場ボックス席も 408席増

一、三塁側双方に新設したテーブル付きのボックスシート=7日午後、弘前市のはるか夢球場

 青森県弘前市のはるか夢球場に観客席408席を増設する工事が7日までに完了した。三塁側内野席奥にある通称「たかまる山」に384席分を増設。一、三塁側双方にはテーブル付きのボックスシート(計24席)を新設した。業者から同市への引き渡しは11日で、12日に同球場で開催するプロ野球1軍戦「楽天-オリックス」では増設した席でも試合を楽しめる。

 同市は、2025年4月に同球場の視察に訪れた巨人の球団関係者から、たかまる山を座席に改修する提案を受けた。楽天側からも増席の要望を受けていたという。少しでも多くの市民にプロ野球の試合を見てもらうことや、セ・リーグの誘致につながることを期待し増設を決めた。増席は17年のリニューアルオープン以来、初めて。

 たかまる山に増設した席からはフィールド全体を見渡すことができ、岩木山も見える。リニューアル前から使われている一、三塁側の席はベンチタイプだが、増設された席は一席ずつ独立している。

 ボックス席には、2人掛けのベンチと360度回転する1人掛けの席を二つ設置。家族連れなどグループで観戦しやすい席となっている。

 12日の1軍戦では、たかまる山に増席した席を「内野指定席3塁側C」、ボックスシートを「フィールドボックス」として販売。楽天の公式サイトによると、7日現在、「内野指定席3塁側C」のチケットは残っている。「フィールドボックス」は完売した。

 同市スポーツ振興課スポーツ振興係の葛西弘典係長は「たかまる山に増設した席は見晴らしが良い席。チケットの購入がまだの方はぜひ新しい席で試合を観戦して」と語った。

三塁側内野席奥にある「たかまる山」に増設した席=7日午後、弘前市のはるか夢球場

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