五穀豊穣(ほうじょう)と家内安全を願う津軽地方最大の秋祭り「岩木山お山参詣」が1日、青森県弘前市百沢の岩木山神社で始まった。「向山(むかいやま)」と呼ばれる初日は多くの参拝客が訪れ、境内はにぎわいを見せた。
お山参詣は岩木山をご神体とする岩木山神社に集団登拝する伝統行事で、「ヤマカゲ」などとも称される。「岩木山の登拝行事」の名称で1984年に国重要無形民俗文化財に指定された。
同日は厳しい暑さの中、参拝客が参道を一歩一歩踏みしめながら上り、拝殿に手を合わせていた。境内には露店が並んだほか、津軽民謡ステージやカラオケ大会も開かれ、聴衆が聞き入っていた。黒石市から訪れた今テツさん(75)は「リンゴ農家だから、無事に収穫できることと健康を祈った。雨でも暑くても毎年来ている」と話した。
2日目の2日に行われる「宵山(よいやま)」は、隊列を組んだ参拝者が「サイギサイギ」の唱文とともに津軽一円から岩木山神社に集う。最終日の「朔日山(ついたちやま)」は、参拝者がご来光を拝むため岩木山の山頂を目指す。
お山参詣は岩木山をご神体とする岩木山神社に集団登拝する伝統行事で、「ヤマカゲ」などとも称される。「岩木山の登拝行事」の名称で1984年に国重要無形民俗文化財に指定された。
同日は厳しい暑さの中、参拝客が参道を一歩一歩踏みしめながら上り、拝殿に手を合わせていた。境内には露店が並んだほか、津軽民謡ステージやカラオケ大会も開かれ、聴衆が聞き入っていた。黒石市から訪れた今テツさん(75)は「リンゴ農家だから、無事に収穫できることと健康を祈った。雨でも暑くても毎年来ている」と話した。
2日目の2日に行われる「宵山(よいやま)」は、隊列を組んだ参拝者が「サイギサイギ」の唱文とともに津軽一円から岩木山神社に集う。最終日の「朔日山(ついたちやま)」は、参拝者がご来光を拝むため岩木山の山頂を目指す。