青森県弘前市の中学2年生棟方健心さんがねぷた絵師の雅号「盛福」を襲名し11日、記念ねぷた絵展を同市の鳴海要記念陶房館ギャラリーで開いた。棟方さんは同市のねぷた絵師・工藤盛龍さんの最後の弟子で、迫力ある武者絵など約30点を展示している。25日まで。
棟方さんは、凧(たこ)絵などを手がけた祖父の影響で2、3歳ごろから絵を描き始めた。2018年から盛龍さんのねぷた絵教室に通い、自宅でも毎日練習。今年3月末に盛福を襲名した。福をつかんでほしいとの思いが込められているという。
展示作品は、三国志の孫権などを題材にした武者絵が中心で、太く力強い筆使いが特徴だ。盛龍さんは「(弟子の中で)一番若いのに古風な絵を描く。小さい頃から祖父の凧絵を見てきたからでは」と話す。
棟方さんは、今年の弘前ねぷたまつりでは青葉会ねぷた愛好会の前ねぷたの額(土台部分)の絵を描いた。「将来は大型ねぷたの鏡絵を描くのが目標。いろいろな絵師の作品を見て学び、いっぱい描いて上手になりたい」と語った。
棟方さんは、凧(たこ)絵などを手がけた祖父の影響で2、3歳ごろから絵を描き始めた。2018年から盛龍さんのねぷた絵教室に通い、自宅でも毎日練習。今年3月末に盛福を襲名した。福をつかんでほしいとの思いが込められているという。
展示作品は、三国志の孫権などを題材にした武者絵が中心で、太く力強い筆使いが特徴だ。盛龍さんは「(弟子の中で)一番若いのに古風な絵を描く。小さい頃から祖父の凧絵を見てきたからでは」と話す。
棟方さんは、今年の弘前ねぷたまつりでは青葉会ねぷた愛好会の前ねぷたの額(土台部分)の絵を描いた。「将来は大型ねぷたの鏡絵を描くのが目標。いろいろな絵師の作品を見て学び、いっぱい描いて上手になりたい」と語った。