毎年この時期に陸奥湾周辺に姿を現すカマイルカを間近で観察しようと、青森県むつ市の観光遊覧船「夢の平成号」によるイルカウオッチングが脇野沢沖で行われている。イルカに遭遇した子どもたちは興奮した様子で「カマイルカ見つけた!」「親子で泳いでいるのかな?」と歓声を上げていた。
5日は脇野沢小学校、脇野沢中学校の児童生徒16人が乗船した。約30頭のイルカが時折船に近づくと子どもたちは指をさしたり手を振ったりして大喜び。同小5年の髙橋斗唯(とうい)さんは「背びれがカマみたいで、たくさん見られてうれしかった」と語った。
両校はイルカ観察を毎年行っているが、天候の影響で2度欠航が続き、この日が本年度1回目だった。
同市のNPO法人シェルフォレスト川内が主催した1日のイルカ観察には、市内の親子9組26人が参加。イルカの調査を10年以上続けている青森大学の清川繁人教授がガイドを務め、イルカは群れで行動していること、雄・雌で背びれの形が違うことを説明した。
清川教授によると、最近2年に比べると今年はイルカが少なめ。ただ、今後水温が上がってくれば数が増えることも期待できるという。
「夢の平成号」イルカウオッチングコースの運航は16日まで。
5日は脇野沢小学校、脇野沢中学校の児童生徒16人が乗船した。約30頭のイルカが時折船に近づくと子どもたちは指をさしたり手を振ったりして大喜び。同小5年の髙橋斗唯(とうい)さんは「背びれがカマみたいで、たくさん見られてうれしかった」と語った。
両校はイルカ観察を毎年行っているが、天候の影響で2度欠航が続き、この日が本年度1回目だった。
同市のNPO法人シェルフォレスト川内が主催した1日のイルカ観察には、市内の親子9組26人が参加。イルカの調査を10年以上続けている青森大学の清川繁人教授がガイドを務め、イルカは群れで行動していること、雄・雌で背びれの形が違うことを説明した。
清川教授によると、最近2年に比べると今年はイルカが少なめ。ただ、今後水温が上がってくれば数が増えることも期待できるという。
「夢の平成号」イルカウオッチングコースの運航は16日まで。