バラ見ごろ 佐藤さん夫妻の庭園/八戸

開花が進むにつれて花びらの色が変化する「アルキミスト」のバラアーチを見上げる佐藤憲一さん(右)、久美子さん

 青森県八戸市湊高台5丁目の佐藤憲一さん(72)、久美子さん(70)夫妻方の敷地内にある庭園「KenKumi Garden(ケンクミ・ガーデン)」で、色とりどりのバラが見ごろを迎えている。同園では6月中旬までオープンガーデンを開催中で、園主の久美子さんは「バラが伸び伸びと育つ様子や咲き具合によって違う花びらの色、香りを楽しんでほしい」と来園を呼びかけている。

 約千平方メートルの園内では、久美子さんが手塩にかけて育てた約90種類100株以上のバラをはじめ、さまざまな宿根草を寄せ植えした「イングリッシュガーデン」、山野草などを観賞できる。同園は昨年度、八戸市景観賞に選ばれた。

 オープンガーデン初日の27日は「アルキミスト」のバラアーチや、ピンクの花びらがぎっしりと詰まっているように咲く「マリーヘンリエッテ」などが園内を華やかに彩り、芳香を漂わせていた。今月は気温が高かったため、例年より開花が早い品種が多いという。

 久美子さんは「四季咲きのバラ、病気に負けないバラ、香りが良いバラを中心に育てている。一年中手間をかけて世話をしてきた分、美しい花を咲かせることができた。育て方のアドバイスもしているので気軽に遊びに来て」と話した。

 オープンガーデンは6月16日までの予定だが、花の状況により終了が早まる場合がある。開園時間は平日午後1~3時、土曜午後1~4時、日曜午前10時~正午、午後1~4時。水曜休園。入園料500円(中学生以下無料)。駐車場あり。問い合わせは同園(電話080-5225-9354)へ。事前連絡があればスムーズに案内できるという。

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