弘前「山観」で33年ぶり本尊開帳、宵宮も

33年ぶりに開帳された聖観世音菩薩(秘仏のためアップでの撮影は遠慮するよう呼びかけられている。一般の撮影は不可)

 「山観」の通り名で知られる青森県弘前市西茂森の観音山普門院(白澤雪俊住職)で24日、33年ぶりの本尊の開帳が始まった。この日は市内で最も早い宵宮も行われ、多くの市民が拝観に訪れた。

 普門院は元々観音堂という名で現在の同市森町にあったが、弘前城築城後の1611(慶長16)年から15(元和元)年までに、藩命により現在地に移された。木造の本尊「聖観世音菩薩」は約15センチの大きさで聖徳太子の作と伝わっている。

 同院では開帳に合わせて本堂前に回向柱(えこうばしら)を設置。本尊と5色の綱で結ばれている柱をなでることで、本尊に触るのと同じ御利益を得ることができると言われている。白澤住職は「観音様の導きを感じて、日々の暮らしを整えましょう。ぜひご参詣ください」と呼びかけている。

 参拝した同市の一戸康弘さん(79)は「観音様を見られてありがたい気持ちになった。家内安全と健康を祈った」と話した。

 宵宮には15店ほどの露店が並び、多くの市民が初夏の夕べを楽しんだ。

 開帳は7月31日までで、午前9時~午後4時。拝観は無料だが、事前に電話連絡が必要。問い合わせは同院(電話0172-32-5105)へ。

多くの人が訪れた「山観」の宵宮=24日午後、弘前市西茂森

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