角館の桜、つぼみがピンクに プレ開催前に関係者、準備進める

 秋田県仙北市の「角館の桜まつり」(15日~5月5日)のプレ開催が、13日に始まる。桜はつぼみがピンクに色づき、開花が近づいている。新型コロナ感染症が5類に移行してから初の開催となり、地元関係者は昨年以上の人出を期待し準備を進めている。



 開花時期は年々早まる傾向にあり、主催者の「角館の観光行事実行委員会」は、今年の開幕を20日から15日に早め、週末の集客を期待して13、14日はプレ開催とした。桜並木駐車場での飲食屋台、夜桜のライトアップは13日から始まる。

 気象情報会社ウェザーニューズによると、武家屋敷通りのシダレザクラの開花予想は15日、桧木内川堤のソメイヨシノは16日で、順調に開花が進めば、それぞれ20日ごろには満開となる見通し。

 コロナ禍以降、4年ぶりの通常開催となった昨年のまつり期間中の人手は、市の推計で70万9千人。市観光課は「冬頃から海外の旅行者が乗ったバスを毎日のように見かけるようになった」とし、今年は100万人を目指す。

 プレ開催を2日後に控えた11日、地元関係者は観光客を迎えるための準備に追われた。武家屋敷通りでは、市文化財課の職員がシダレザクラの枝を整える作業を実施。高所作業車に乗り、はさみや電動のこぎりなどを使って枯れ枝を一本一本切り落としていった。

 市文化財課参事の畠山豊加寿さん(46)は「樹齢300年以上と推定されるものもある。老木だが頑張って咲き続ける桜を見に来てほしい」と作業に汗を流す。

 長崎県から夫婦で初めて仙北市を訪れた渕上隆さん(62)は、枝切りの様子をスマートフォンで撮影。「こうして丁寧に管理しているからきれいな花を咲かせるのだと感じた。満開の時期にまた訪れたい」。妻とみ子さん(62)は「地域の人たちが通りを掃除していて、地域ぐるみで町並みを保存していこうという気持ちが伝わってきた」と話した。

 まつり本番の15日は、午前10時から桜並木駐車場の特設ステージで開会式を実施する。

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