青森県鯵ケ沢町が2026年度、江戸時代に町奉行所が置かれ西海岸の政治経済の中心地だった同町本町の高台にある旧鯵ケ沢こども園(22年3月閉園)を(仮称)歴史文化財センターとして整備する方針を固めたことが26日分かった。北前船交易で栄えた同町。地元の郷土史家が残した資料や遺跡からの発掘出土資料を集約して保存管理し、西海岸の歴史文化研究の「知の拠点」となることが期待される。
センターには、町中央公民館近くにある複数のプレハブ倉庫などに00年度以降保管されていた▽丸二塩屋、月永家といった船問屋や豪商に関係する古文書、旧役場公文書など5万点以上▽郷土史家の故・桜井冬樹氏(17年死去)が残した旧家文書の写しや解読メモ、参考文献など1万点以上の「桜井文庫」▽種里城跡などからの発掘出土遺物-などを収蔵する予定。
特に「桜井文庫」は、鯵ケ沢町にとどまらず旧深浦町、旧岩崎村、旧小泊村にまで及ぶ膨大な資料の蓄積がある。
桜井氏を筆頭に複数の郷土史家が活躍し多くの歴史文化資料が蓄積されてきた同町だが、恒久的な保管場所の整備は町史編さんが始まった1980年ごろから長年の課題だった。センターは、常時一般公開を想定した施設ではなく、展示機能の整備は今後の検討課題。当面は従来通り日本海拠点館などを活用した普及公開活動を展開する。
町は26日に町議会に概要を説明した26年度当初予算案に資料移転や施設改修費など506万円を計上。阿彦正弘教育長は取材に「奉行所が置かれた歴史ある場所を活用し、鯵ケ沢の歴史資料保存の中心的な施設としたい」と話した。
センターには、町中央公民館近くにある複数のプレハブ倉庫などに00年度以降保管されていた▽丸二塩屋、月永家といった船問屋や豪商に関係する古文書、旧役場公文書など5万点以上▽郷土史家の故・桜井冬樹氏(17年死去)が残した旧家文書の写しや解読メモ、参考文献など1万点以上の「桜井文庫」▽種里城跡などからの発掘出土遺物-などを収蔵する予定。
特に「桜井文庫」は、鯵ケ沢町にとどまらず旧深浦町、旧岩崎村、旧小泊村にまで及ぶ膨大な資料の蓄積がある。
桜井氏を筆頭に複数の郷土史家が活躍し多くの歴史文化資料が蓄積されてきた同町だが、恒久的な保管場所の整備は町史編さんが始まった1980年ごろから長年の課題だった。センターは、常時一般公開を想定した施設ではなく、展示機能の整備は今後の検討課題。当面は従来通り日本海拠点館などを活用した普及公開活動を展開する。
町は26日に町議会に概要を説明した26年度当初予算案に資料移転や施設改修費など506万円を計上。阿彦正弘教育長は取材に「奉行所が置かれた歴史ある場所を活用し、鯵ケ沢の歴史資料保存の中心的な施設としたい」と話した。