健康づくりの拠点「湯らぱーく」開館/中泊

「湯らぱーく」のオープンを記念し、町民の代表らとテープカットを行う濱舘町長(中央)=6日、中泊町中里

 青森県中泊町が同町中里地区に建設した総合福祉健康センター「湯(ゆ)らぱーく」が6日、オープンした。訪れた町民が施設内の温泉に入ったり真新しいトレーニングジムを利用したりして、健康づくりの核となる施設の開館を祝った。

 同センターは温泉やレストラン、物販スペース、リハビリ特化型デイサービスとしても運用されるトレーニングジムなどを備えた施設。温泉は、男女それぞれの浴場に二つの湯船とサウナ、露天風呂を設置し、家族風呂も2部屋設けている。町外の人も利用できる。

 一番風呂を楽しんだ同町の鈴木武光さん(77)は「ゆったりしていい気持ちだった。(風呂から)上がった後もぽかぽか。家が近いので毎日来たくなった」と満足そうに話した。

 同センター内で行われたセレモニーには町民や関係者ら約60人が参加。濱舘豊光町長が「湯らぱーくを中心に中泊町全体がますます元気になってくれることを願う」とあいさつし、町民の代表らとテープカットを行った。

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