青森県五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道は1日、冬の風物詩「ストーブ列車」の運行を始めた。海外や県内外の観光客、鉄道ファンらが昔ながらのだるまストーブで暖を取りながら、車窓からの景色を楽しんだ。
一番列車の乗客約50人は津軽五所川原駅で津軽三味線の演奏に見送られ出発。昭和20年代に製造された車両には、1両に2台ずつストーブが置かれ、車掌が石炭をくべると客車にぬくもりが広がった。乗客らは、ストーブであぶってもらった名物のするめや県産の日本酒を味わい、津軽の冬の旅情を満喫していた。
東京都の吉川綾さん(40)、諒さん(6)親子は乗車を心待ちにしていたという。列車好きの諒さんは「昔の車両を探検しているみたい」と、するめを手に笑顔を見せていた。
運行は29日まで1日2~3往復し、30日から3月31日までは3往復する。
一番列車の乗客約50人は津軽五所川原駅で津軽三味線の演奏に見送られ出発。昭和20年代に製造された車両には、1両に2台ずつストーブが置かれ、車掌が石炭をくべると客車にぬくもりが広がった。乗客らは、ストーブであぶってもらった名物のするめや県産の日本酒を味わい、津軽の冬の旅情を満喫していた。
東京都の吉川綾さん(40)、諒さん(6)親子は乗車を心待ちにしていたという。列車好きの諒さんは「昔の車両を探検しているみたい」と、するめを手に笑顔を見せていた。
運行は29日まで1日2~3往復し、30日から3月31日までは3往復する。