日本酒「宵の星々」28日発売 秋田大生と大仙市、5酒蔵が連携

宵の星々の新酒をPRする学生たち
 秋田大生が酒米作りから醸造、販促活動に携わった日本酒「宵の星々」が、28日に発売される。秋田県大仙市と市内五つの酒蔵などが連携した。

 プロジェクトには例年、秋田大教育文化学部の益満環准教授(大仙市出身)が受け持つゼミで地域マーケティングや商品開発について学ぶ学生が参加。2025年度は4年生7人、3年生5人が活動。4年生が田植え、3年生が稲刈りと酒造りを体験した。

 学生たちは、県内外でのイベント出展やメディア出演、交流サイト(SNS)などを通じて「宵の星々」をPR。インスタグラムでは英語表記でも投稿し、海外に向けて情報発信した。

 25年産米を使った新酒は奥田酒造店(千代緑)、鈴木酒造店(秀よし)、金紋秋田酒造、出羽鶴酒造、刈穂酒造でそれぞれ仕込んだ。統一デザインの「宵の星々」ラベルを使用。720ミリリットル入り5本セットで9900円。火入れした酒と生酒の2種類がある。ゼミ長の佐藤光櫻さん(3年)は「おいしく仕上がったので、たくさんの方に味わってほしい」と話す。

 市内外の酒販店などで販売。道の駅なかせん(大仙市)では2月28日、3月1日の2日間、学生たちが店先に立って販売する。2月28日は秋田まるごと市場(秋田市)でも店頭に立つ。

 プロジェクトは、米どころで多くの酒蔵が立地する大仙市の農業と食のブランド力向上を目的に20年度に始まった。学生たちは26年度、「宵の星々」のプロジェクトのほかに、大仙市のコメ生産者の顔が見えるような販促活動に取り組むという。

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