ほろ酔い気分で鈴木コレクション鑑賞/八戸

高橋さん(中央)の説明を受けながら作品を鑑賞する参加者

 青森県八戸市名誉市民の鈴木継男さんと妻あじやさんが市に寄贈した絵画を展示する「美の殿堂 鈴木コレクション」が市美術館で開かれている。26日夜、八戸ワインを味わいながら作品を見学する「ほろよい鑑賞『ほろハチ』」が開かれ、約10人が閉館後の静かな雰囲気の中で女性や花をモチーフにした写実画に見入った。

 2016年に92歳で亡くなった元八戸ガス社長の継男さんは、中国・蘭州市との国際交流に尽力。一方、夫妻は半世紀かけて美術品を収集し、1999年から2012年まで計176点を市に寄贈した。

 新美術館となって初の本格的な鈴木コレクションの展覧会には、東郷青児の7点をはじめ、鷹山宇一ら青森県の作家の絵画など計50点を展示している。

 「ほろハチ」では、ジャイアントルームで高橋麻衣学芸員が展示の狙いや八戸ワインについて解説。参加者は赤ワインやつまみを味わいながら聞き入った。展示室に移ると、参加者は作品を鑑賞し、お気に入りの絵を紹介し合った。

 八戸市の田中まりなさん(27)は「アートは詳しくないが美術館とお酒が好きなので、レアな体験ができると思って参加した。美術館が身近になるいいイベント」と述べ、東京から訪れた遠田容子さん(62)は「国内外の美術館を訪れているが、八戸市美術館は人がフレンドリーで懐が深い」と笑顔で話した。

 「美の殿堂」は3月18日まで。観覧は無料。2月25日午後2時から、美術評論家で青森県出身の暮沢剛巳さんのトークイベントが開かれる。

ワインを味わいながら解説を聞く参加者

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