青森県平内町の夜越山森林公園で栽培されているリュウゼツラン科の多肉植物「エスピーナンバーワン」が50年余りの歳月を経て、黄色い花を咲かせた。約50~100年に1度開花するとされるため「花を見た人は幸せになれる」という言い伝えがあり、貴重な姿を一目見ようと町内外から来園者が訪れている。
中南米原産のエスピーナンバーワンは、高く伸びた茎の上側に約5センチの細長い花を数百個咲かせる。全ての開花を終えると株自体が枯れてしまう。開花までに長い年月を要することから「センチュリープラント」の別名を持つ。同公園によると、国内での開花例は極めて少ないという。
1972年の開園時に植栽されて以降、茎が生える様子は見られなかったが、昨年11月3日に突然、株の中央から茎が生えて、温室の天井に向かって伸び始めた。約2カ月かけて高さ8メートルにまで成長し、今月6日に開花した。花は今月いっぱい楽しめるという。
17日、夫婦で訪れた野辺地町の主婦五十嵐敦子さん(78)は、初めて見た花の印象を「はかなげだけど8メートルまで成長したのはすごい」と語り「50年に1度の花に出会えて感動」と笑顔を見せた。
同公園の木村功一さんは「国内でも開花例が少ないため、この機会に見に来てほしい。花を見て幸せになってほしい」と来園を呼びかけた。
中南米原産のエスピーナンバーワンは、高く伸びた茎の上側に約5センチの細長い花を数百個咲かせる。全ての開花を終えると株自体が枯れてしまう。開花までに長い年月を要することから「センチュリープラント」の別名を持つ。同公園によると、国内での開花例は極めて少ないという。
1972年の開園時に植栽されて以降、茎が生える様子は見られなかったが、昨年11月3日に突然、株の中央から茎が生えて、温室の天井に向かって伸び始めた。約2カ月かけて高さ8メートルにまで成長し、今月6日に開花した。花は今月いっぱい楽しめるという。
17日、夫婦で訪れた野辺地町の主婦五十嵐敦子さん(78)は、初めて見た花の印象を「はかなげだけど8メートルまで成長したのはすごい」と語り「50年に1度の花に出会えて感動」と笑顔を見せた。
同公園の木村功一さんは「国内でも開花例が少ないため、この機会に見に来てほしい。花を見て幸せになってほしい」と来園を呼びかけた。