青森花火大会、2尺玉など1万発・8月7日開催


 青森ねぶた祭最終日の8月7日夜、青森市の青い海公園で行う青森花火大会(同大会実行委員会、荒谷達也実行委員長=東奥日報社常務取締役事業局長)と、ねぶた海上運行(青森ねぶた祭海上運行委員会、高橋修一委員長=青森マリーナ顧問)の両主催者が23日、青森市のホテル青森で合同会議を開き、今年の事業内容を申し合わせた。第71回の花火大会は大型の2尺玉を含む約1万発を打ち上げる予定。海上運行に参加する大型ねぶたは、昨年同様の4台となる。

 花火大会の有料観覧席は計1万5675席。同公園と同公園西側、青森港新中央埠頭(ふとう)の3エリアに、ねぶたの海上運行を近くで見ることができるS席とA席の2種類を配置する。県民限定のインターネット先行予約は今月20日で受け付けを終了。個人向けのチケットは7月7日から、大会公式サイトや電話(017-718-5544)、ローソンチケットなどで販売する。

 海上運行に参加する大型ねぶたは、ねぶた大賞、知事賞、市長賞、推薦団体の4台となる。

 会議には警察、海上保安部などの関係者約40人が出席。荒谷実行委員長は冒頭「インバウンド(訪日客)需要が年々高まっている。多言語に対応できるよう案内看板を設け、関係者の協力を得て安全第一で行いたい」とあいさつ。高橋委員長は、ねぶた祭の前夜祭として長年位置付けられてきた浅虫温泉花火大会が中止となることなどを挙げ「昨年以上の観客が訪れる可能性がある。安全を最優先に、皆さんに楽しんでもらえる海上運行と花火大会にしたい」と協力を呼びかけた。

青森市

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