GMUのふるさとナビ3 今別・サーモン丼


 今別町のグルメといえば「いまべつ牛ステーキ」や「猪(いのしし)ヘルシー丼」など肉料理のイメージが強かったのですが、今回は人気上昇中の海鮮メニュー「いまべつサーモン丼」です。この連載で3度目の今別取材になるGMU鳴海ルナと、初訪問の渡辺伶が道の駅いまべつ「半島プラザ アスクル」へ出かけました。

 今別沖の津軽海峡には、日本サーモンファーム(深浦町)が運営するトラウトサーモンの養殖拠点の一つがあり、陸上施設で卵から育てたニジマスを、大きないけすで育てています。では、どんなお味でしょう?

 運ばれてきたサーモン丼は、鮮やかなオレンジ色。一切れが大きいので食べ応えがあり刺し身、漬け、あぶりの3種が味わえます。刺し身は、外国産より脂が控えめで食べやすく、漬けは「コクのあるたれが、サーモンのうまみを引き出しています」(渡辺)。あぶりは「表面の香ばしさと、とろける食感の組み合わせを楽しめました」(鳴海)。

 サーモン丼は1280円という値段も魅力。近くへお出かけの際は、ぜひお試しをいただきたい味です。

【阿部義治町長から】

 今別町には「荒馬まつり」をはじめとした各祭りがあり、中でも「いまべつ秋まつり」は町内のグルメが一堂に集まるイベントです。町で養殖されている「津軽半島今別サーモン」は、魚体が大きく、臭みが少ないのが特徴。豊かな自然の中で丹精込めて育てられた「いまべつ牛」や、県内で唯一、繁殖・肥育されている猪肉などもあります。

 ぜひ町へ足を運んで、ここでしか味わえない食の魅力をお楽しみください。

 ▼問い合わせ 道の駅いまべつ(TEL:0174-31-5200)

◆◆◆ちょっと耳寄り◆◆◆

 ■10月22日「いまべつ秋まつり」 旬の味覚や郷土芸能などで実りの季節を楽しむ「いまべつ秋まつり」が10月22日午前10時~午後3時、奥津軽いまべつ駅近くのいまべつ総合体育館お祭り広場で開催されます。農水産品の販売やステージイベント、マグロ解体ショーなどの催しが盛りだくさんです。ぜひお越しください。問い合わせは町産業建設課(TEL:0174-35-3005)へ。

鮮やかなオレンジ色の丼にGMU渡辺(左)と鳴海も大喜び

刺し身・漬け・あぶりの3種が味わえる「いまべつサーモン丼」

阿部義治町長

多くの来場者でにぎわうまつり会場

今別町

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