戊辰戦争からアジア・太平洋戦争までに戦死した県人約2万9千人を悼む「弘前忠霊塔」(青森県弘前市西茂森)の内部公開が12日から始まった。普段は閉じられている納骨堂や展示室のパネルを見ることができる。14日まで。
公開期間中は「弘前忠霊塔を守る会」(会長・須藤龍哉長勝寺住職)のメンバーが来場者に塔の意義などについて説明する。納骨堂には1700以上の骨つぼが納められているほか、展示室には青森県出身の特攻隊員を紹介するパネルが置かれている。
報道で弘前忠霊塔の存在を知った市民のほか、お盆の時期とあって墓参りの機会に訪れたという来場者は皆、神妙な表情。骨つぼの前で手を合わせたり、特攻隊員らの写真にじっと見入ったりしている人の姿が見られた。
家族で訪れた弘前工業高校1年の熊谷紘樹さん(15)は「たくさんの骨つぼが安置されている納骨堂が印象的だった。二度と戦争を起こしてはいけないと思った」と話した。
公開時間は午前8時から午後5時まで。
公開期間中は「弘前忠霊塔を守る会」(会長・須藤龍哉長勝寺住職)のメンバーが来場者に塔の意義などについて説明する。納骨堂には1700以上の骨つぼが納められているほか、展示室には青森県出身の特攻隊員を紹介するパネルが置かれている。
報道で弘前忠霊塔の存在を知った市民のほか、お盆の時期とあって墓参りの機会に訪れたという来場者は皆、神妙な表情。骨つぼの前で手を合わせたり、特攻隊員らの写真にじっと見入ったりしている人の姿が見られた。
家族で訪れた弘前工業高校1年の熊谷紘樹さん(15)は「たくさんの骨つぼが安置されている納骨堂が印象的だった。二度と戦争を起こしてはいけないと思った」と話した。
公開時間は午前8時から午後5時まで。