弘南鉄道大鰐線に「特別臨時列車かかし号」

大鰐線の臨時列車内に飾られた老夫婦のかかし=23日

 弘南鉄道(本社青森県平川市)は24日から2日間、大鰐線の列車内にかかしを飾った「特別臨時列車かかし号」を1日2往復運行する。大鰐町の市民団体ソレイユ(永沢雅寿代表)の手作りかかしと共に旅を楽しむことができる。

 同団体は、松木平駅などに愉快な表情のかかしを設置して大鰐線を盛り上げている。列車内に飾るかかしは、同団体の4人が古着などを組み合わせて13体作った。それぞれイラスト調の顔が描かれ、人気アニメのキャラクターに似たものもある。

 出発時刻は中央弘前駅発が午前10時44分、午後1時44分。大鰐駅発が午前11時53分、午後2時53分。予約不要で、通常料金で乗車できる。

 通過駅の津軽大沢駅で20分停車し、車両基地の見学会も開く。線路の雪を押し出すラッセル車や、全国で20両しか製造されていない東急6000系など、弘南鉄道が所有する珍しい車両を同社職員が紹介する。

 沿線の5市町村でつくる弘南鉄道活性化支援協議会利用促進部会の事務局・弘前市地域交通課の信田洋平主査は「ぜひ親子で乗ってほしい」と話した。

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