ガラス工芸品「津軽びいどろ」を製造する「北洋硝子」(青森市)は、「陸奥八仙」を製造する「八戸酒造」(八戸市)と共同で、陸奥八仙の3商品に合わせた津軽びいどろの杯を3種類開発した。「酒器仙(しゅきせん)」シリーズとして23日から販売する。
2021年から、3Dプリンターも使いながら試作を重ねた。八戸酒造の駒井秀介専務は「それぞれの酒に特徴があり、場面に合わせ選んでほしい。外国人客にも器を提案したい」と語った。北洋硝子の壁屋知則社長は「酒をおいしく飲める器に仕上げた。(杯としての)機能を満たせるかや、色合いと陸奥八仙のイメージをどう合わせるか苦労した」、北洋硝子の親会社であるガラスメーカー・石塚硝子(愛知県)市販部デザイナーの木下慶二さんは「職人が息を吹き込んで作る、難易度の高い『型吹き』の製法を採用している」と話した。
開発した杯のうち、「海の灯(あかり)」は「漁師の食中酒」をイメージ。「果(か)の風」は香りをためながら酒を味わえるような形状。「常(とわ)の緑」は口部が八角形で、辺の部分と角部分で味の違いを感じられるようになっている。
価格は1個4400円(税込み)。問い合わせは北洋硝子(電話017-782-5183)、八戸酒造(電話0178-33-1171)へ。
2021年から、3Dプリンターも使いながら試作を重ねた。八戸酒造の駒井秀介専務は「それぞれの酒に特徴があり、場面に合わせ選んでほしい。外国人客にも器を提案したい」と語った。北洋硝子の壁屋知則社長は「酒をおいしく飲める器に仕上げた。(杯としての)機能を満たせるかや、色合いと陸奥八仙のイメージをどう合わせるか苦労した」、北洋硝子の親会社であるガラスメーカー・石塚硝子(愛知県)市販部デザイナーの木下慶二さんは「職人が息を吹き込んで作る、難易度の高い『型吹き』の製法を採用している」と話した。
開発した杯のうち、「海の灯(あかり)」は「漁師の食中酒」をイメージ。「果(か)の風」は香りをためながら酒を味わえるような形状。「常(とわ)の緑」は口部が八角形で、辺の部分と角部分で味の違いを感じられるようになっている。
価格は1個4400円(税込み)。問い合わせは北洋硝子(電話017-782-5183)、八戸酒造(電話0178-33-1171)へ。