毎週金曜「夕市」始まる/五所川原

トラックの荷台に積まれた野菜を品定めする市民

 青森県五所川原市の農家でつくる「市地産地消を進める会」(小野妙子会長)は今年も、同市のコミュニティーセンター栄の駐車場で「夕市」を開いている。11月10日までの毎週金曜夕、会員たちが新鮮な野菜や果物などを格安で販売する。

 今年は今月9日に始まった。2回目の16日は5台の車が集まり、荷台に積んだダイコンやミズ、ラディッシュ、イチゴなどを販売。好調な売れ行きで、開始10分ほどで完売となった。100円の値札が付いたブロッコリーを「50円でもいいよ」と気前よく割引する農家もいた。

 母親と訪れた20代の女性は「いろいろな農家と触れ合える。知らない野菜や、その料理方法を直接聞けるのがいい」。

 小野会長(62)は「ほとんどがその日取れた新鮮なもの。絶対安い」とPR。高齢化に伴い、出店する会員が減少傾向にあるといい「興味がある若い世代の農家がいたら気軽に参加してほしい」と話した。

 夕市は午後4時半~5時半に開催。10月からは午後3時半~4時半。出店に関する問い合わせは市農業委員会(電話0173-35-2111、内線2883)へ。

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