
弘前ねぷたまつり(8月1~7日)を前に、青森県弘前市内ではねぷた絵の制作が着々と進んでいる。
12日、同市熊島のねぷた絵師・聖龍院=しょうりゅういん=(八嶋)龍仙さん(76)は、自宅のアトリエで、ほぼ出来上がった扇ねぷたの鏡絵に、ろう描きを加えて仕上げる「追い描き」の作業に汗を流していた。
弘前大学ねぷた実行委員会のねぷたで、鏡絵は高さ約6メートル、幅約7メートル。三国志から、人々の病を癒やした仙人「于吉(うきつ)」が、自らを殺した武将「孫策」を霊となってたたる場面を題材に選んだ。
龍仙さんは「(自分の)門下生の頑張りを見て、自分もまだまだ負けていられないと元気をもらって描いたのが今年のねぷた。眠っていた虎がおりから飛び出すような、そんなまつりになれば」と話した。
今年のまつりは、飲食の解禁やまつりのフィナーレを彩る「なぬかびおくり」を行うなど新型コロナウイルス禍前の体制に戻して行われる。
12日、同市熊島のねぷた絵師・聖龍院=しょうりゅういん=(八嶋)龍仙さん(76)は、自宅のアトリエで、ほぼ出来上がった扇ねぷたの鏡絵に、ろう描きを加えて仕上げる「追い描き」の作業に汗を流していた。
弘前大学ねぷた実行委員会のねぷたで、鏡絵は高さ約6メートル、幅約7メートル。三国志から、人々の病を癒やした仙人「于吉(うきつ)」が、自らを殺した武将「孫策」を霊となってたたる場面を題材に選んだ。
龍仙さんは「(自分の)門下生の頑張りを見て、自分もまだまだ負けていられないと元気をもらって描いたのが今年のねぷた。眠っていた虎がおりから飛び出すような、そんなまつりになれば」と話した。
今年のまつりは、飲食の解禁やまつりのフィナーレを彩る「なぬかびおくり」を行うなど新型コロナウイルス禍前の体制に戻して行われる。