心安らぐ八戸南部氏庭園 27日まで一般公開


 江戸時代末期に造られた青森県八戸市の日本庭園「八戸南部氏庭園」(同市売市4丁目)の春の一般公開が24日、始まった。園内にはツツジなどの花々が咲き誇り、藩政時代の庭園技術を伝えている。27日まで。

 同庭園は、中国の神仙思想で理想郷とされる「蓬莱(ほうらい)山」を連想させる「蓬莱山形式」、園の中心を回る形で観賞する「回遊式」、水をいっさい使わずに川などを表現する「枯山水」の三つの技法が用いられている。薩摩藩の島津信順(のぶゆき)公が八戸南部家の婿養子となり、八戸藩最後の第9代藩主・南部信順公として迎えられたのを機に、1847(弘化4)年に造られた。

 園内ではピンクや白に色づいたツツジの花をはじめ、石灯籠や舟形石、橋などが絶妙に配置されている。アカマツなど常緑樹も約230本植えられており、樹齢数百年とされるモミの木の間からは八甲田の山並みが眺められる。

 公開初日は天候にも恵まれ、多くの市民らが来園。夫と初めて訪れたという同市の川島京子さん(65)は「心が落ち着く素晴らしいところ。山並みも花もきれいでした」と笑顔だった。

 開園時間は午前10時~午後4時で入場無料。公開中は根城史跡ボランティアガイドが常駐し、園内を案内する。

橋などで水を表現する「枯山水」が用いられている八戸南部氏庭園。後方の大樹は樹齢数百年とされるモミの木

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