弘前観光コンベンション協会は、弘前公園で春と秋の祭り期間中に運行する「中堀観光舟」の船頭を育てるため、10日から計6回の日程で体験会を開催。3人がさおを使った操船に挑戦している。
観光舟は13人乗りの和舟で、約4メートルのさお1本で操作する。堀沿いの桜や中堀の水面に浮かぶ花筏(はないかだ)、秋の紅葉などを楽しめ、弘前さくらまつりでは5千~6千人が乗船する人気の観光メニュー。現在の船頭4人体制では人手が足りないという。
体験会は「まずは船頭の楽しさを知ってもらおう」と開いた。初日の10日、参加者はさおを水底に突く角度やこつを船頭から教わり、早速挑戦。舟が逆方向に進んだり、蛇行や回転したりするなど悪戦苦闘しながらも、操船の楽しさや舟から眺める新緑を満喫した。
参加した弘前市の齊藤司さん(65)は「難しいのが面白い。舟が真っすぐ進むようになるともっと楽しいと思う。舟から見る景色もいい」と笑顔。船頭の小田桐範明さん(68)は「私も最初は蛇行ばかりしていた。何度もやれば次第に覚えてくる」と話していた。
観光舟は13人乗りの和舟で、約4メートルのさお1本で操作する。堀沿いの桜や中堀の水面に浮かぶ花筏(はないかだ)、秋の紅葉などを楽しめ、弘前さくらまつりでは5千~6千人が乗船する人気の観光メニュー。現在の船頭4人体制では人手が足りないという。
体験会は「まずは船頭の楽しさを知ってもらおう」と開いた。初日の10日、参加者はさおを水底に突く角度やこつを船頭から教わり、早速挑戦。舟が逆方向に進んだり、蛇行や回転したりするなど悪戦苦闘しながらも、操船の楽しさや舟から眺める新緑を満喫した。
参加した弘前市の齊藤司さん(65)は「難しいのが面白い。舟が真っすぐ進むようになるともっと楽しいと思う。舟から見る景色もいい」と笑顔。船頭の小田桐範明さん(68)は「私も最初は蛇行ばかりしていた。何度もやれば次第に覚えてくる」と話していた。