むつ市観光協会（木村努会長）は28日、むつ下北地域の観光PRを行う本年度の「ミスおしまこ」3人を発表した。また本年度は男性を対象とする「ミスターまさかり」も初めて2人選出。今後は大湊ネブタやおしまこ流し踊りをはじめ、市内外のさまざまなイベントに参加するほか、交流サイト（SNS）を通じて、これまで以上に地域の魅力を発信していく。

　ミスおしまこは山崎芙美さん（25）＝勤務先・むつマエダアリーナ、西村ひらりさん（19）＝リサイクル燃料貯蔵、蛸嶋ちぐささん（24）＝むつ市立図書館＝の3人。ミスターまさかりは小島遼平さん（23）＝青森銀行むつ支店＝と青沼樹希（たつき）さん（23）＝東北電力ネットワークむつ電力センター＝で、いずれも同市在住。書類選考と面接を経て選ばれた。任期は1年間。

　同協会は長い間、ミスおしまこを選出してきたが、より幅広い視点で発信するための試みとして「ミスター」を選ぶことにした。

　同日、同市のむつグランドホテルで木村会長が5人にたすきと賞金を贈った。ミスターまさかり1期生となる小島さんは「大好きなむつ市をアピールするために元気に活動したい」、宮城県出身の青沼さんは「この1年間で、むつ市のことをさらに知りたい」と抱負を語った。