近代建築をリードした建築家・前川國男(1905~86年)の直弟子・仲邑孔一(なかむら・よしかず)さん(東京)と共に、前川建築を巡るツアーが30日、青森県弘前市内で開かれる。市民会館や市斎場など市内の七つの建築を見学しながら設計当時のエピソードに触れ、巨匠・前川の人となりに迫る。
弘前近郊で街歩きツアーなどを企画している「旅する弘前」の前田優子さんの取り組み。同市には前川建築を目当てに全国から建築ファンが訪れるが、地元の人は案外ゆっくりと建築を見る機会が少ない-と考え計画した。仲邑さんは、東京の前川建築設計事務所に勤め、市内の建築にも35年にわたって携わった。
前田さんは「担当したご本人から直接エピソードを聞けるというのはめったにない機会。当時のやりとりをベースに、仲邑さんの話から前川さんがどういう人だったかに触れてほしい」と話した。
見学するのは、市庁舎、市民会館、市立博物館、市緑の相談所、弘前中央高校講堂、旧木村産業研究所(現こぎん研究所)、市斎場。午後1時45分に市立観光館に集まり、同5時15分ごろ同じ場所で解散予定。参加料は、道中のタクシー代込みで5500円。28日までに電話(080-1680-9387)、メール(maedaita@gmail.com)で申し込む。
弘前近郊で街歩きツアーなどを企画している「旅する弘前」の前田優子さんの取り組み。同市には前川建築を目当てに全国から建築ファンが訪れるが、地元の人は案外ゆっくりと建築を見る機会が少ない-と考え計画した。仲邑さんは、東京の前川建築設計事務所に勤め、市内の建築にも35年にわたって携わった。
前田さんは「担当したご本人から直接エピソードを聞けるというのはめったにない機会。当時のやりとりをベースに、仲邑さんの話から前川さんがどういう人だったかに触れてほしい」と話した。
見学するのは、市庁舎、市民会館、市立博物館、市緑の相談所、弘前中央高校講堂、旧木村産業研究所(現こぎん研究所)、市斎場。午後1時45分に市立観光館に集まり、同5時15分ごろ同じ場所で解散予定。参加料は、道中のタクシー代込みで5500円。28日までに電話(080-1680-9387)、メール(maedaita@gmail.com)で申し込む。