道の駅いかりがせき リニューアルオープン

工事が全て終了し、リニューアルオープンした道の駅いかりがせき

 青森県平川市碇ケ関地区の国道7号沿いにある「道の駅いかりがせき」が29日、国と市による大規模改修工事が完了し、リニューアルオープンした。記念式典に出席した関係者らは、津軽地方の南側の玄関口としての役割を果たすことや、地域のにぎわい創出に期待を寄せた。

 道の駅は2000年10月のオープンから20年以上が経過、老朽化が進んだため21年度から改修工事を進めてきた。22年7月には24時間開放の「道路情報館」が開館したほか、既存施設の改修により飲食部門を「文化観光館」、物販部門を「特産品直売所」に集約した。道路情報館は大型モニターで青森県と秋田県の情報をリアルタイムに確認できるほか、災害時の避難場所として非常用電源と貯水槽など防災機能も備えた。

 記念式典には約30人が出席。長尾忠行市長が「津軽と秋田を結ぶ道路の拠点としてにぎわいが生まれてほしい」、国土交通省東北地方整備局青森河川国道事務所の山田拓也所長は「道路情報館は有事の際の支援施設として整備した」とあいさつ。来賓らとテープカットを行い、オープンを祝った。

 施設を運営する碇ケ関開発の桑田直樹社長は「地域の人が集まれる場所、いろいろな形でPRできる施設となった。ぜひ立ち寄ってほしい」と話した。

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