「ブルーインパルス」27年前の雄姿 三沢空港で写真展

自ら撮影したブルーインパルスの写真の前に立つ藤吉さん

 青森県三沢市の三沢空港ターミナルビルで、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の特別写真展が行われている。「ブルー」の躍動感と美しさを切り取った70点の作品が、利用客を魅了している。

 都内在住の元カメラマンで大学研究員の藤吉隆雄さん(51)が全面協力。現行のT4型機が採用され、初の全国ツアーが行われた1996(平成8)年の雄姿を展示している。日本航空(JAL)の三沢-羽田線4便維持応援企画の一環。1月28日の写真展オープニングセレモニーには藤吉さんも駆けつけ、北は北海道、南は宮崎県まで機体を追い続けた27年前を思い出した。

 三沢基地で行われた航空祭にも足を運んだという藤吉さんは、写真展の副題「空の記憶と記録を集める」を引き合いにし「皆に愛されてきた『ブルー』の記憶を掘り起こす、一つのきっかけになれば」と感慨深げな様子。早速、集まった航空ファンが一つ一つの作品を食い入るように眺めていた。

 写真展は16日まで。観覧無料。

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