「防災とボランティア」テーマに青森県がパネル展

県庁北棟のロビーで始まった「防災とボランティアパネル展」

 17日の「防災とボランティアの日」に合わせ、青森県は16日から県庁北棟1階の来庁者ロビーで、パネル展を始めた。昨年8月の大雨災害時、被害を受けた県内自治体に入ったボランティアの活動の様子などを伝えている。20日まで。

 昨年8月の大雨被害で、県内では弘前市、五所川原市、外ケ浜町、中泊町、鯵ケ沢町が災害ボランティアセンターを設置した。5市町で累計1200人余りがボランティアとして浸水した家具家財の搬出や泥出しなどを行ったという。

 今回のパネル展では鯵ケ沢町、中泊町での活動を写真で紹介。このほか国内の災害ボランティアの活動状況や、災害ボランティアセンターの役割などについても解説している。

 県県民生活文化課の遠藤克敏副参事は「昨年の大雨から半年ほどになるが災害はいつ起こるか分からない。日頃から備えるとともに、いざという時はボランティア活動に協力してほしい」と話した。

 国は1995年の阪神大震災を機に毎年1月17日を「防災とボランティアの日」、同15~21日を「防災とボランティア週間」と定めている。

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