東京タワーに高さ3Mの「かまくら」 横手の小正月行事をPR

 秋田県横手市の小正月行事かまくら(来年2月13、14日)をPRする「出前かまくら」が29日、東京・芝公園の東京タワー敷地で始まり、本番と同じ高さ約3メートルのかまくら1基がお目見えした。家族連れや訪日客が多数訪れ、雪を珍しそうに眺め、かまくらの前で記念撮影するなどしてにぎわった。30日まで。

 市によると、今冬は市内の積雪が少ないため、東成瀬村で建設が進む成瀬ダム周辺で雪を調達。27日に10トントラック2台へ積み込んで搬入した。28日午後から市観光協会認定の「かまくら職人」3人が半日かけて制作した。

 オープニングセレモニーで高橋大市長は「かまくらは450年以上の歴史があり、次代へ受け継ごうと守っている。ぜひ本番も訪れてほしい」とあいさつ。水神を祭る神事に続き、観光客らが中に入ったり、記念撮影したりした。

 セレモニーには友好都市提携を結ぶ茨城県那珂市の先﨑光市長、放送作家で「よこて応援団」の元祖爆笑王さんも駆け付けた。

 都内在住で横手市十文字町出身の佐藤祐輝さん(66)は孫らと訪れた。「雪に触れて昔の記憶がよみがえった。本当に懐かしい」と笑顔で話した。会場では横手市産の地酒や漬物なども販売され、人気を集めていた。

 30日は午前10時~午後6時。出前かまくらは大阪、千葉、兵庫などでも予定されている。

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