
岩木山観光協会が弘前市立観光館で7~9日の3日間に開く展示「岩木山に棲(す)む」のメインとして、同市の絵師聖龍院(しょうりゅういん)(八嶋)龍仙さんが岩木山をかたどったオブジェを制作した。6日、報道陣に作品を公開した。
オブジェは高さ約3メートル、幅約6メートルで、会場入り口に展示する。岩木山の三つの山頂部を強調した骨組みにねぷたで使う和紙をかぶせて制作。表側はお山参詣の「サイギサイギ」の唱文、裏側は夕日を浴びたように赤く染めて「バダラバダラ」の唱文をしたためた。
オブジェのほか、龍仙さんが岩木山周辺の家庭や知人から譲り受けた古民具も展示する。こぎんをはじめとする刺し子をあしらった野良着、組子で岩木山をかたどった欄間など暮らしを感じる品をそろえた。龍仙さんは「野良着などは残そうと思わないと捨てられてしまう。生活感があり息づかいを感じる一つ一つの物たちを、足を止めて見て時代を感じてほしい」と話した。
開場時間は午前10時~午後5時、最終日は午後4時ごろまで。
オブジェは高さ約3メートル、幅約6メートルで、会場入り口に展示する。岩木山の三つの山頂部を強調した骨組みにねぷたで使う和紙をかぶせて制作。表側はお山参詣の「サイギサイギ」の唱文、裏側は夕日を浴びたように赤く染めて「バダラバダラ」の唱文をしたためた。
オブジェのほか、龍仙さんが岩木山周辺の家庭や知人から譲り受けた古民具も展示する。こぎんをはじめとする刺し子をあしらった野良着、組子で岩木山をかたどった欄間など暮らしを感じる品をそろえた。龍仙さんは「野良着などは残そうと思わないと捨てられてしまう。生活感があり息づかいを感じる一つ一つの物たちを、足を止めて見て時代を感じてほしい」と話した。
開場時間は午前10時~午後5時、最終日は午後4時ごろまで。
