サバとイワシ一緒にスイスイ 八戸で企画展示

一緒に泳ぐイワシの群れとサバ

 八戸市水産科学館マリエントで12日から、企画展示「みんな仲良く!『サバとイワシの回遊水槽』」が開かれている。サバ1匹と約40匹のイワシの群れが一緒に泳ぐ珍しい光景を大水槽で楽しめる。

 同館は11月20日から、今野産興(宮城県、今野益二郎代表)から提供を受けイワシの展示を続けてきた。今月、同館のスタッフがイワシの群れの中でサバが1匹泳いでいるところをたまたま発見し、一緒に展示することを決めた。

 担当した同館の清水勉さんによれば、サバとイワシはそれぞれ群れをつくって海を泳ぐ回遊魚で、一緒に泳ぐ姿はなかなか見ることができないという。清水さんは「イワシがサバを仲間だと思っているのかな。ぜひ見に来てほしい」と話した。

 また、同館は毎年恒例の企画展「マリエントクリスマスコレクション」を25日まで実施している。クリスマスをイメージして飾り付けた水槽に水の生き物8種類・約80匹を展示。クリスマスカラーの赤と白の見た目が印象的な「シロボシアカモエビ」や、頭部が赤く赤鼻のトナカイを連想させる「ラミーノーズテトラ」などが来場者の目を楽しませている。

 同館の山本綾香さんは「クリスマスの雰囲気を味わってほしい。家族で見に来てくれれば」と話している。

クリスマス仕様に飾り付けられた水槽を眺める来館者

八戸市

青森
一流の舞や演奏、間近で 日本舞踊キャラバン、11月10日に八戸で公演
青森
「八戸サバ缶バー」再出発
青森
青森県の教育版画 一堂に/八戸市美術館が12日から企画展
青森
街かどミュージアムで美人木版画展/八戸
青森
縄文時代後期、風張ムラの生活は/合掌土偶国宝指定15周年記念 八戸・是川縄文館、5日から企画展