13日に約2年ぶりに再開する「のへじ活き活き常夜燈市場」

 2020年11月から長期休業していた青森県野辺地町の産直施設「のへじ活(い)き活(い)き常夜燈(じょうやとう)市場」が13日、物販・飲食などのスペースを設けた施設として約2年ぶりに再開する。12日、関係者向けの内覧会を行った。

 同市場は常夜燈公園に隣接し、広さ約99平方メートルの木造平屋。町が国の交付金約1700万円を活用して整備した。16年のオープン以降、町内の産業団体などでつくる「朝市活性化協議会」が運営母体となっていた。今後は食品卸・鮮魚加工業「株式会社 北前船」(同町、佐々木雄大社長)が管理運営。従業員約10人態勢でスタートする。

 ホタテとリンゴ、食事が売り。物販スペースには近海で取れた魚や地元産野菜、同町や県内企業の食品、北前船寄港地の名産品など約200品目が並ぶ。

 飲食スペースでは、午前6時~同8時半(ラストオーダー)に500円で、あら汁やご飯などの朝定食か、東京・新宿の玉栄の卵焼きを使った「玉子サンドセット」を提供。午前11時~午後1時半(同)にランチ(近海で取れた魚を中心にした北前丼、町内産の活ホタテ丼など)、午後2~6時のカフェの時間を設ける。市場内では一部、鮮魚加工も行う。

 内覧会には、町関係者や取引先ら約60人が参加。佐々木社長は取材に「県民でも知らないような県内の商品があるので、常夜燈市場に来れば面白いものがあると思ってほしい。地元・近隣住民に愛される施設にしたいし、野辺地に来てもらえる仕掛けも考えていきたい」と話した。

 営業時間は午前6時~午後6時(直売所は午前9時~午後6時)。13日は午前9時にオープンする。

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