青森県五所川原市の五所川原第一高校の生徒たちが、総菜・弁当製造販売業「つがる惣菜」(同市)と連携し、地元食材をふんだんに使った駅弁の開発を進めている。試作を重ね、12月3、10日に津軽鉄道の乗客に無料配布する。
同校の地域活性化団体「じゃわめき隊」の斉藤李旺(りおん)さん(2年)が「駅弁で市をPRできれば」と発案。市の支援事業を活用し、同隊の1、2年生計5人で駅弁班を結成し、9月から本格的に開発を進めてきた。
生徒だけでは製造は難しいため、JR東日本の駅弁コンテストで数々の受賞歴があるつがる惣菜に協力を仰いだ。打ち合わせを重ね、県産地鶏・青森シャモロックの鶏めし、十三湖産シジミのバターソテー、豆腐入りイカメンチ、市産リンゴを使ったきんぴらなどをメニューに組み込んだ。
同校で8日、「ムシャモロック弁当」と名付けた駅弁の試作品が報道陣に公開された。シャモロックと、“ムシャムシャ”たくさん食べてほしいとの思いを掛け合わせたネーミングは生徒が考案した。鉄道旅では必ず駅弁を購入するという斉藤さんは「放課後もメニューを考え、弁当のサイズも食べ応えのある大きさにこだわった」と笑顔。木村怜愛さん(1年)は「やってきたことが形になって良かった」と喜んだ。
今後は学校関係者の試食を経て完成度を高めた上で、12月3、10日の午前11時50分津軽五所川原駅発のストーブ列車の乗客に各30個程度(先着)を無料配布する。味、見た目などの意見をアンケート形式で聞き取り、商品化を目指す。斉藤さんは「多くの人に食べてもらいたい。気を使わず本音で弁当の感想を頂きたい」と話している。
同校の地域活性化団体「じゃわめき隊」の斉藤李旺(りおん)さん(2年)が「駅弁で市をPRできれば」と発案。市の支援事業を活用し、同隊の1、2年生計5人で駅弁班を結成し、9月から本格的に開発を進めてきた。
生徒だけでは製造は難しいため、JR東日本の駅弁コンテストで数々の受賞歴があるつがる惣菜に協力を仰いだ。打ち合わせを重ね、県産地鶏・青森シャモロックの鶏めし、十三湖産シジミのバターソテー、豆腐入りイカメンチ、市産リンゴを使ったきんぴらなどをメニューに組み込んだ。
同校で8日、「ムシャモロック弁当」と名付けた駅弁の試作品が報道陣に公開された。シャモロックと、“ムシャムシャ”たくさん食べてほしいとの思いを掛け合わせたネーミングは生徒が考案した。鉄道旅では必ず駅弁を購入するという斉藤さんは「放課後もメニューを考え、弁当のサイズも食べ応えのある大きさにこだわった」と笑顔。木村怜愛さん(1年)は「やってきたことが形になって良かった」と喜んだ。
今後は学校関係者の試食を経て完成度を高めた上で、12月3、10日の午前11時50分津軽五所川原駅発のストーブ列車の乗客に各30個程度(先着)を無料配布する。味、見た目などの意見をアンケート形式で聞き取り、商品化を目指す。斉藤さんは「多くの人に食べてもらいたい。気を使わず本音で弁当の感想を頂きたい」と話している。